フリーターの末路とは?フリーターの将来を年代別に予想する

フリーターの末路とは?フリーターの将来を年代別に予想する

日本社会では終身雇用が前提であるため、正社員になると定年まで企業が給料を払い続けてくれます。

 

しかし、フリーターは非正規雇用であり、一般的な社会のレールから外れているため、企業が定年まで面倒を見てくれる保証はありません。

 

フリーターの方は、30代・40代・50代と年齢を重ねたときに

 

『フリーターのままでお金を稼げるのか?』

 

『どんな生活をしているのか?』

 

『結婚できるのか?子育てはできるのか?』

 

といったことが気になると思います。

 

この記事では、フリーターの将来を年代別に予想しているので、一読してみてください。

目次

 

1. 20代:正社員との差はほとんどない

 

2. 30代:正社員との差が如実に出始める

 

3. 40代以降:正社員同等の生活レベルにはなれない

20代:正社員との差はほとんどない


時給1000円で週5日、1日あたり8時間働いたとすると、月給は約17万円になります。

 

税金を差し引いたとしても、15万円ぐらいは手元に残ります。

 

15万円あれば

  • 家賃
  • 食費
  • 光熱費
  • 通信費

ぐらいは余裕で払うことができます。

 

フリーターでも人並みの幸せな生活を送ることは可能です。

 

田舎であれば、自分の趣味に数万円のお金を費やすこともできるでしょう。

 

 

 

また、20代であれば、親や友達もフリーターという立場に寛容です。

 

夢を追いかけている人の中には、20代は必要最低限だけ働いて、仕事以外の時間は夢のために行動していることも多いです。

 

20代であれば、フリーターという立場に不具合を感じることはないでしょう。

正社員との比較

20代の平均月収は30万程度。

 

多く感じるかもしれませんが、フリーターとは違いボーナスをもらうことができるので、結果的に高くなります。

 

フリーターで月30万稼ごうとすると

  • 時給1500円
  • 週6日
  • 1日あたり8時間勤務

ぐらいの条件を満たさないといけません。

 

時給1500円を超えるバイトは、深夜労働系やブラック労働系に限られます。

 

不可能ではないですが、正社員勤務よりも過酷であることは間違いないです。

 

基本的には、たとえ20代であっても、フリーターは正社員よりも収入が低いと理解すべきです。

 

 

 

また、20代の後半になると、結婚する人も増えていきます。

 

月収が30万あれば、共働きでなかったとしても、十分生活することが可能です。

 

フリーターの収入(月17万円)だと、2人分の生活費は足りないので、共働きせざるを得ません。

 

そのため、若いときははフラフラ遊んでいた人も、結婚を機にフリーターから正社員へ転職します。

正社員への転職

一般的にフリーターから正社員になるのは難しいと言われていますが、20代は別です。

 

なぜなら、中小企業、創業したてのベンチャー企業で人手が足りない場合、低学歴もしくはフリーター・ニートから雇用するしかないからです。

 

新卒学生はこれらの企業を志望することはまずないですからね。

 

そのため、20代であれば、高望みしなければ余裕で就職することができます。

 

ニート・フリーター・既卒にターゲットを絞った転職サイトもたくさんあります。

30代:正社員との差が如実に出始める


フリーターの場合、年齢の増加に伴って収入が増えることはありません。

 

所定の労働時間を超えると時給が数十〜数百円増えることはありますが、月給が十万単位で増えることはないです。

 

例えば、時給1000円から1200円に増えたとしても、月給にしたら4万円ほどの違いにしかなりません。

 

30代フリーターの収入は、サラリーマン同様、フルタイムで働いたとしても17〜22万円程度です。

 

生活レベルが20代から変わることはないでしょう。

正社員との比較

30代の平均年収は400万円です。(20代は360万円)

 

『30代になっても大して増えてねぇじゃん』

 

と思うかもしれません。

 

20代・30代の男女別平均年収を以下の表にまとめました。

20代男 30代男 20代女 30代女
370万円 480万円 330万円 300万円

男性の平均年収は、20代から30代で100万円程度増えています。

 

30代というと、一般的な会社で順調に出世街道を登っていくと係長クラス(年収500〜700万円)、早い人だと課長クラス(年収700〜1000万円)になって、給料がワンランクアップします。

 

平社員でも年齢の増加に伴って、基本給が上がるので、年収450万程度にはなるはずです。

 

平均月給は約40万円。

 

アルバイトで月給40万円を稼ごうとすると

  • 時給2000円
  • 週6日
  • 1日あたり8時間勤務

といった条件を満たす必要があります。

 

時給2000円を超えるアルバイトは、家庭教師・塾講師・営業系ですが、どれも1日8時間働ける仕事ではありません。

 

30代になってしまうと、アルバイトの給与体系では、正社員の収入を超えるのが不可能になります。

 

 

 

30代になると、正社員のほとんどは結婚し、子供を作ります。

 

家庭により異なりますが、子供一人当たりの養育費は4万円と言われています。

 

また、マイホームローンを組んで、家を買う家庭もあるでしょう。

 

毎月のローンは平均で約6万円と言われています。

 

養育費+マイホームローン、毎月10万円の出費となるのです。

 

当然ですが、アルバイトの給料で毎月10万円も使うことはできません。

 

フリーター生活を続けると、結婚して子供を育てて家を買う、という典型的な幸せな家庭を築くことはできないでしょう。

正社員への転職

30代までフリーターを続けていた人が、正社員に転職するのは難しいです。

 

企業が従業員を正社員として雇う基準は

  • 将来性
  • 即戦力

のどちらかです。

 

30代は20代と比較すると将来性は期待できません。

 

また、たとえどんな仕事内容だとしても、世間的にアルバイトの仕事はプロフェッショナルと認められないので、即戦力要因として採用されることもないです。

 

30代までフリーター生活を続けていた人が、正社員になれない何よりの証拠があります。

 

2018年現在は、空前の転職ブームであり、ネット上にはあらゆる転職サイトが乱立していますが、30代フリーター向けの転職サイトは一切ありません。

 

フリーター向けの転職サイトは多くありますが、どれも20代をターゲットにしています。

 

企業が雇用対象として30代フリーターを求めていないことは明白です。

 

 

 

正社員として働く数少ない方法として、アルバイト先でフリーターから正社員に昇格するということです。

 

バイト内で能力を認められているのであれば、不可能ではないと思います。

40代以降:正社員同等の生活レベルにはなれない


アルバイトの給与は年齢問わず変わらないため、月給はフルタイム勤務で17〜22万円程度。

 

当然のことながら、20代のころから生活レベルは上がりません。

 

ただし、日本は月給20万円程度でも『立派なマンションに住み』『美味しくて安全な食事をとり』『柔らかくて暖かいベッドで眠ることができる』ので、働いてる限り貧困に陥ることはないです。

 

ギャンブル・異性に溺れない限り、普通に生活することはできるでしょう。

 

ただし、自分以外の人間を養うほどの財力はないということです。

正社員との比較

40代の平均年収は480万円。

 

男女別の平均年収は以下の通り。

40代男 40代女
600万円 300万円

40代になると、多くの正社員は役職に就くため、収入が跳ね上がります。

 

管理職(課長以上)になると、年収1000万円を超えます。

 

役職が就かなかったとしても、年齢の増加に従って基本給は上がるので、平社員でも月給40万円程度もらうことができます。

 

平均が600万円なので、1ヶ月あたり50万円が平均月給と言えます。

 

アルバイトで月給50万円稼ごうとすると

  • 時給2000円
  • 週7日
  • 1日8時間勤務

が条件です。

 

高時給かつ休みなく働けば、数字の上では月収50万円稼ぐことはできます。

 

こんな生活を続けていたら過労で体力がもたないので、事実上月給50万円をアルバイトで稼ぐのは不可能と言えます。

 

通常のフリーターの月収は20万程度なので、正社員との収入は倍程度差が出てしまいます。

 

 

 

40代を超えると、子供が少年・少女期に突入する家庭が増えます。

 

中には、子供を2人、3人と増やす家庭もあるでしょう。

 

子供を塾に通わすための教育費が、支出の大部分を占めるようになります。

正社員への就職

30代の時点で、採用へのハードルは高いですが、40代になるとそのハードルはさらに高くなります。

 

若者に人気の仕事に就くのは難しいです。

 

 

 

一方で、期間工や工場勤務であれば、40代からでも就職することは可能です。

 

これらの業界は万年人手不足で、若者に不人気な仕事であるため、40代以降でも就職するチャンスがあります。

 

40代以降でフリーターの方は、期間工・工場の応募を定期的にチェックすると良いでしょう。

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